蹴刊 そば通 ~どっかの非公式ブログ~

非公式にスポーツボランティアとかの楽しさを伝えられたらいいなあ

初めて選手が来てくれた

EQUIPO SOWVAでは毎年12月に一年お疲れさまということで納会を開催しています。

元々はEQUIPO SOWVAとクラブ関係者だけの会だったのをある年に警備員さんやチケット販売会社、アルバイト会社も招待しての開催になりました。それは、ホームベーム運営に関わる全てのみなさんに感謝とお礼を伝えるとともに、コミュニケーションを取りやすい関係を築く狙いもありました。

ほんとうのことを言うとスタグルのみなさんにも参加していただきたいところだけれど、飲食の方々の忙しい時期ということと人数的にえらいことになるので諦めました。

 

それはそれで満足していたのだけれど、例えばFC東京のボランティアの納会には毎年石川選手が時にはチームメイトを連れて参加しているという話を聞くと羨ましくは感じるのを否定しきれませんでした。

とはいえ、こちらから言うのも嫌らしいし、選手の方は貴重なオフだし叶わぬ夢だと思っていました。

ところがある年の納会でスペシャルゲストがあるとアナウンスがありました。

 

スペシャルゲストねえ…マスコットが愛嬌振りまきに来るんだろうなあ。ありがたいっちゃありがたいけど)

そんな風に思いながらトイレに行くために会場外に出ると、そこにはエース鷹崎選手が笑顔でスタッフと話しをしているじゃないですか!

マジか!?

スタッフにアテンドされて会場へ入っていく姿を見て感動しました。

ついに、ついにクラブがここまでしてくれましたか!!!( ;∀;)

鷹崎さんは大いに飲んで笑って、みんなと写真を撮っていってくださいました。

 

聞くところによると、ある社員さんの都合を鷹崎さんが尋ねたそうです。

「その日はEQUIPO SOWVAの納会に出る」

と答えると

「それって俺も行っていいのかな?」

という流れで実現したとか。

そこまででも大変ありがたいのですが、翌年のことです。

鷹崎さんの方からその社員さんに電話があったそうです。

「去年のあれ、ボランティアのEQUIPO SOWVA?の納会って今年はいつ?」

なんと覚えていてくれて、また参加してくれようとしてくださいました。

実際は既に選手会長の村川さんにクラブが依頼してくれていたので、鷹崎さんの参加は実現しませんでしたが、その心意気に大いに感動しました。

その鷹崎さんも満了だそうです。

プロの世界のことなので仕方がないと言い聞かせはしますが、我々ボランティアを気にかけてくれ、それを行動に起こしてくれた最初の選手なのでほんとうに残念です。

まだサッカーを続けるということなので、どこに行かれても私は応援します。いつか帰ってきてほしいですけれども、とことんやりきってほしいです。

なんてったって、うちは「まだサッカーがしたいです」と名言を吐いたサッカー小僧が選んでくれたチームですから、そのスピリッツはわかります!

災害ボランティアにも行かれて、ほんとうにナイスガイな鷹崎さんの活躍を心から願っております。

 

今年は誰が来てくれたんだろう?