蹴刊 そば通 ~どっかの非公式ブログ~

非公式にスポーツボランティアとかの楽しさを伝えられたらいいなあ

2018シーズン始動!

こんにちは、EQUIPO SOWVAです。

 

2017年12月9日にボランティアの反省会が開催されました。

 

今年は今までにない在り方、チャレンジをしたシーズンだったと個人的には感じています。

 

毎年ボランティアチームとして目標を立ててきました。

 

昨年、一昨年は月イチボランティアと名づけて、月に1回の参加をそれぞれが目指しました。 

「毎回参加するのは大変だけど、月に2試合か3試合のホームゲームのうち1試合に参加することを目標にしよう」

参加しないことが続くと、今度は参加しにくくなってしまうものです。

スポーツジムとかサークル活動なんかで心当たりありませんか?

通ってる時はいいんだけど、しばらく休んだら行くこと自体が高いハードルになってしまったような経験ありませんか?

それを防ぐ意味合いもありました。

 

語呂もよかったのか、割と浸透していたような気がします。

 

東京からの参加者も

「娘が出来て中々参加が難しいですけど、月イチはなんとかって思っています」

と笑っていました。

 

今年は違います。

 

平均観客動員数14000人!

 

これはクラブが掲げた目標だそうです。

その目標を達成することを目標に掲げました。

 

今までは、いかに自分たちを増やすか?
だったのですが、今年はいかにしてお客さんを増やすか?に変わったわけです。

そしてもうひとつの側面がありました。

 

実はボランティアを休んで試合観戦に来た人の多くが

「運営をがんばっているみんなに申し訳ない」

と感じていたそうです。

個人的に運営に参加するほうが面白いので、申し訳ないと思われても困ります。

でも、そう思うところに何か問題が隠れていそうな気がします。


ですが、今年のようにボランティアの目標が観客動員の増加ということでしたら、観客としての来場はそのまま目標の達成に貢献することになるのです。

これはうまい気遣いの目標でしたね。
 

 

一方で、ボランティア参加者の減少は中々解決できないでします。

毎年反省会では「ボランティアの人数を増やすには?」「ボランティア参加者数を増やすには?」というテーマを話し合ってきました。

反省会の成果が出ているかと問われると、正直出ているとか、何かをしているとは言いがたいと感じていました。

でも!今年は違います!

 

反省会のテーマは

 

業務フローを作ろう!

 

 

そう、もう2018シーズンに向けて動き出しました!

参加人数に関しては秋、9月に全体ミーティングを開催して対策を練ってあるので、ここではそのミーティングを踏まえての実践的なことをしようとの主旨だと思います。

 

「初めて担当する人でもできるように、やってることを整理する」

 

とのことでした。

 

クラブスタッフも参加して

 

「個人個人のホスピタリティでやっていた部分を共有できればより良くなると思います」

 

というようなことを言ってらっしゃいました。

 

今年はアルバイトさんも増えましたしね。

より様々な立場の人が、より多く運営に参加するようになりました。

 

EQUIPO SOWVAの「あうん」「なんとなく」のような曖昧さでは厳しくなってきたのかもしれません。

人の当たり前が自分の当たり前じゃなかったり、その逆もあったりで発見の多い反省会となりました。

 

どのポジションも手順の完成までにはいたりませんでしたが、これは来年のシーズン前に完成させるとスムーズにシーズンに入れそうな気がします。

 

お客さん、アルバイトさん、警備員さん、グルウィンのみなさん、ワンタッチパスやぴあのスタッフさん、ユース、補助員、社員、そしてボランティア、みんなで素敵なアルウィンを創り上げましょう!

2017シーズンありがとうございました。  

レジェンド、レジェンドに会う

こんにちは、EQUIPO SOWVAです。

 

J1では残留争いがいよいよクライマックス、J2では昇格プレーオフが行われています。

 

山雅もプレーオフまであと一歩だったのですが、残念ながらその一歩が届かずに2017シーズンが終了してしまいました。

 

実は我々の仲間にはレジェンドがいます。

2017シーズンまで10年連続皆勤を続けるお兄さんが。

ボランティアに登録以降ホームゲーム運営連続皆勤!
Jリーグの村井チェアマンがアルウィンに視察に来られた際に
「田中さんにお会いしたい」

開口一番のリクエストだったとか。嘘かほんとかわかりませんが、チェアマンのコラムにはツーショット写真が掲載されています。

 

レジェンドは言います。

「たまたま。仕事ももうしてないし、これを中心に計画立てるからさ。ありがたいことに、結婚式も葬式もホームゲームを避けてくれるんだ。友達ももうけっこう亡くなってるんだけど、俺がこれ好きなの知ってるから、ちゃんと避けてくれるんだ。」

そうは言っても、ですよねえ?

 

ぼくが知る限り、毎年リーグ最終戦の終了ミーティングにはチームからどなたが挨拶に来てくださっています。キャプテンだったり、監督だったり、その両方だったり。

ここ数年は反町監督が来てくださっています。

 

今年も反町監督が最終戦後に残ってくださいました。

来て下さったんですけれども、社長から素敵な紹介がありました。

あっ、社長は毎試合終了ミーティングに参加してくださっています。

 

「みなさん、ほんとうに今シーズンもありがとうございました。

頑張ってくれているみなさんにいい結果で応えられず申し訳ございません。

反町監督もみなさんに一言お礼が言いたいと残っていますので、ちょっとお時間をください。

それと、今日で10年連続皆勤の方がいらっしゃるということでクラブからお礼の品をご用意しました。ぜひお受けとりください。

で、その話をしましたところ、反町監督から『そのプレゼンターをやらしてくれ。ぜひ直接お渡ししたい』と言われましたので、反町監督どうぞ」(意訳)

 

ボランティア一同の大歓声と拍手に迎えられて反町監督が入室されました。

照れくさそうに入室されて、まずはご挨拶をいただきました。

 

なんて仰ったかはないしょです。

お聞きになりたい方はぜひ来シーズンは我々の仲間に!

 

レジェンドはいつもカウボーイハットを被ってらっしゃるからでしょう。

クラブからのプレゼントは監督とお揃い(?)のキャップでした。

社長からキャップを手渡された監督は、一瞬キャップを見つめ、それを被りました。
そしてレジェンドに呼びかけます。

車座の中から立ち上がるレジェンド。

山雅のレジェンドと呼ばれるだろう監督と我々ボランティアのレジェンドの対面です。
レジェンドはいつも通り緑のカウボーイハットを被っています。

それを見た監督

 

「えええ!そっちの方がいいじゃん!」

 

レジェンドのハットを指差し仰け反るような大きなアクションで場を盛り上げてくださいました。

レジェンドの求めに応じてサインをして、キャップをレジェンドの頭にかぶせ・・・ちょっとレジェンドの頭には小さかったようです。
ちゃんとサイズ調整を監督がして、かぶらせてくださいました。

 

そして最後にもうひと言おっしゃって、監督は去っていかれました。

 

こういうクラブの計らい、監督のお心遣いは心に沁みます。

この日は死ぬかと思うくらい寒かったのですけれども、お帰りになるサポーターの方々から掛けて頂いた「ありがとう」「お疲れ様」の声、ダンマク、そしてクラブ、監督からのプレゼントで心はぽかぽかでした。

 
あーあ、2017シーズン終わっちゃったなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わあぁ・・・すごい ~スタジアム初体験~

こんにちは、EQUIPO SOWVAのご隠居です。

 

みなさんは初めてスタジアムを訪れた時のことを覚えていますか?

先月のホームゲームで全く初めてスタジアムを訪れた方をスタンドにご案内する幸運に恵まれました。

 

キックオフも差し迫った時間にゲートの外で案内をしている私に声を掛けてくださる女性がいました。

 

「あのぅ、すみません。チケットを買うにはどうしたらいいですか?」

 

慣れない様子だったので、当日券売り場までご案内しました。

ご案内しながらお話をお伺いすると、お友達でアルウィンに来ている方がいて、その方から噂は聞いていたとのことでした。

そのお友達は今日は都合が悪くていらしていないことはわかっていたそうですが

 

「お昼ころ起きたんですけど、起きた時に『あっ、山雅行ってみよ』って思ったんです。で、駅からシャトルバスで来ました。無料だし。どこで見たらいいですか?」

スタジアムに来たことない若い女性が、1人で来るって凄い。

サッカーが好きなのかな?

 

「全然サッカーわかりません。ミッドフロンティアとかってあるんですよね?」

 

・・・ありません。そういう冒険はないっす。

グッズは何か買いたいということでしたので、雨も降っているしポンチョをおススメしました。

あとタオマフはいるね。

得点してみんながぶんぶん振り回してるの見たら、絶対やりたくなるから。

なんて話をしながら当日券売り場まで歩きました。

 

当日券売り場にご案内して、初めてだし自由席でいいと思いますと伝えると担当者が

「アウェイ自由?」
なんで?ホームでしょ?

あっ、言われてみれば彼女が着ているのはブルーのセーター。

今日の相手は大分。

念のため確認をしてみますと、山雅側がいいと。


「なんでですか?青ダメなんですか?」

 

ダメじゃないんですけど、山雅のカラーは緑で、今日の対戦相手の大分のカラーはブルーなんです。

 

「あっ、そういうこともあるんですね。ヤバイ?

あっ、ポンチョ着たら私も緑?」

 

ナイスです!
ポンチョ買いましょう!

ということでサウスグッズ売り場へご案内しました。

 

「こんなにたくさんあるんですか?どのタオルをかったらいいですか?」


いいですね。

ワクワクしながらグッズを見回している様子にぼくも嬉しくなってきました。

とりあえずベーシックなタオマフとポンチョ買って、さっそくにポンチョを身につけてアルウィンに入りました。

ゲート4から入って、バックスタンドの様子を見てみると、バックの南側がけっこう空いてそうでした。

「あの辺でどうですか?山雅の応援席も近いし」

ということで、スタンドに入るところまでご案内しました。

途中にある選手バナーを見て

 

「あっ!はゆさん!!」

 

あれ?山雅もサッカーもご存じないのでは?

 

「友達に選手の写真とか見せてもらったときに、かっこいい人がいる!って。そしたら『この人ははゆさんっていうんだよ』って教えてくれたんです」

というような話をいろいろとしながらスタンドに向かいました。

そして、E-6ゲートからスタンド内に入りました。

ゲートを抜けると照明に照らされたピッチが目に飛び込んできました。

 

「わあ・・・」

と言葉を失う彼女

照明に照らされたアルウィンのピッチは幻想的です。
今回は小雨がさらにそれに味付けをしていました。

 

「すごい・・・」

しばし立ち止まる彼女。

 

ぼくも思い出しました。

初めてのナイトゲームで、スタンド内に入ったときのことを。

 

「わあ・・・」

でした。

言葉は出てきませんでした。

 

そしてそこに被ってくる一体感のある素晴らしい応援。
彼女は左に目を向け

「あっちより見ていいですか?」

もちろん!

ちょっと行き方がわかりにくい三角コーナーまでご案内して、ゲートに戻りました。

これはね、テレビじゃわからないです。
絶対に。

スタジアムには感動が溢れています。

アルウィンでお会いしましょう!

県リーグ時代のユニホームでJ2チームをお出迎え

こんにちはEQUIPO SOWVAのご隠居さんです。

 

9月16日のザスパクサツ群馬戦の担当はアウェイゲートでした。

ザスパクサツ群馬のタオマフを首に巻いて設営をしていると、ダンマク搬入の為に集まったサポーターさんから

 

「おお!タオマフ巻いてくれてるんだ!いいね、ありがとう」

 

とお声掛けをいただきました。

 

「こちらこそありがとうございます!実は、今日はまだあるんですよ」

 

「??」

 

普段ならタオマフくらいしかないのですが、この日は違いました。

東京からボランティアに参加している人から「これを飾ってくれたら俺が嬉しいし、群馬サポさんには喜んでもらえると思う」と預かった品がありました。

 

まず最初に袖にJリーグと入ったユニホームを取り出して広げました。

 

「おっ、やる~」

 

次に袖スポンサーが入って、胸にはユニクロのロゴの入ったユニホーム

 

「おお!それはまたレアなものを」

 

さらに胸にユニクロと入ったユニホームを取り出すと

 

「おおお!?マジ?私が欲しい!」

「これは凄いものが・・・。なんで?」

(やった!強烈につかめたぞ!)

「今日ゲート4でリーダーやってる奴が、ザスパを応援しに群馬に通っていた時期があるそうなんです。」

 

「そうなんだ?松本から?」

 

「いえ、東京から。今日も東京から来てます。」

 

「えっ?」

 

「『えっ?』ですよね。そんなサッカー好きで熱いヤツがいるんですよ。

ただ、ハンガーもないからどうやって飾ろうかなって思ってます。」

「ハンガーよりも紐につるして並べたらいいんじゃない?」

 

というナイスなご意見をいただいて、テントの骨組みに紐を結んでゲートに飾ってみました。

後で聞いたところ県一部、関東二部(一部?)、Jリーグのユニホームだそうです。

当然ですが1番ウケたのは県リーグ時代の物。

ザスパクサツ群馬の運営の方も超レア物に感激して写真を撮っておられました。

 

開場して、ゲートの外でご案内していると、ご隠居さんのタオマフを見て

 

「おっ、いいタオマフしてるね」

「おっ、うちのタオマフしてくれてるんだ。ありがとう」

 

と反応してくださる方がたくさんいて、その方々はゲートに行くとさらに

 

「おお!すげー」

 

と反応してくださいました。

あんまり嬉しくて、運営で使っている無線でゲート4を呼び出して

 

「めちゃくちゃ喜んでくれてる!ありがとう!」

 

と飛ばしてしまいました。

 

ご隠居さんにはザスパクサツ群馬戦といえば印象的な試合がありました。

2014年だった思うのですが、試合後に数時間残業をされたサポーターの方々がいらっしゃいました。
ナイトゲームの後の数時間だったので、けっこう熱心な残業だったと記憶に残りました。
また6月にはアウェイで何かあったようです。

www.yamaga-fc.com

このことを受けて、ユニを持ってきてくれた彼も

「チーム名が変わる前のだから、もしかしたら気に障る人もいるかもしれない」
とほんの少し心配していました。

そんなこんなで、実はご隠居さんも少しだけ懸念はしていました。

 

ですが、上述の通り、全くそんな心配はいりませんでした。

もしかしたら1番たくさんお声掛けをしていただいたかもしれません。

 

グルウィンで食を楽しんで、選手バスが通り掛かるとタオマフを振って声援し、スタッフに声を掛けてくれて、試合後には

「お世話になりました」

「ありがとうございました」

と労ってもくださいました。

 

こちらこそありがとうございました!

 

冷たい雨に打たれて・・・そうそう!
途中から雨が降ったのにもかかわらず、傘を広げる方が皆無でした。

こんなことは初めてでしたので、

ザスパクサツ群馬サポーターさんすごい!と感じ入りました。

 

改めまして、冷たい雨に打たれた方も多いと思います。

体調を崩されていないことを願っております。

 

今節のご来場ほんとうにありがとうございました!

 

 

 

ご隠居の初めての相手 徳島さん

こんにちはEQUIPO SOWVAのご隠居です。

 

9月はリーグ戦3試合、天皇杯1試合と8月の4倍もホームゲームがあります。

その第一弾は徳島ヴォルティスさん!

徳島さんと言えば、ご隠居が始めて生観戦した際のホームチーム

ご隠居がJリーグボランティア、サッカーボランティア、スポーツボランティア、そもそもボランティアというものに興味を持ったきっかけのチーム。

 

「もしかしてボランティアっておもろいんちゃう?」

 

そんな気づき、そもそもボランティアとは?ってのを調べたりするきっかけになったチーム。

なので特別な想いがあったりなかったりしました。

 

そんな特別な想いを知ってか知らずか、徳島戦でのご隠居の担当はアウェイゲートでした。

 

「よし!」

ということで、徳島ヴォルティスさんのタオマフを巻いて運営に臨みました。

 

仲間からは

「えっ?こないだ愛媛のタオマフ巻いてたよね?もしかして全チーム持ってるの?」

と嬉しいツッコミをいただき、気分良く1日のスタートがきれました。

 

アウェイゲートはホームゲートと違って先行入場がありませんので、少し準備時間にゆとりがあります。

その間にアウェイサポさんに御挨拶したり、ご案内したりして話をするのも楽しみの一つ・・・というか最大の楽しみです。

 

嬉しいことに徳島サポさんはご隠居のタオマフに気づいて、声を掛けてくださる方が多かった気がします。

 

「あれ?どうして?」

「徳島の人?」

 

「いえ、山雅のボランティアです。アウェイゲート担当ですので、少しでも徳島さんよりな空気を出したいというか、歓迎の姿を見せたいと思いまして。」

 

理屈をつけるとこんな感じなのでしょうけれども、単純にアウェイゲートでアウェイグッズを飾ったり、身につけたりしたらご隠居自身が楽しくてわくわくするのです。

それでアウェイサポさんが喜んでくださったら嬉しいですし、話しかけてくださったら最高です。

 

でも過去には怒られて絡まれたこともあります(;^ω^)

 

 

 

「俺は松本に親近感を持っているんだよ」

 

ほんとっすか?ありがとうございます!

 

「地方のチームだしさ、J1を経験したことも一緒だしさ。1年でおっこちたのもいっしょだしね!」

おう・・・そうっすね。

 

2人で厳しかったJ1での1年に思い出し黄昏たりもしました。

 

そんな時ダンマク搬入時間に遅れてきた方がいました。

既に搬入時間は終わっているので、中にご案内することはできません。

 

「開場して入ったらこのダンマクを張ってもいいですか?」

 

いや、そこは徳島サポさんの中の話なので私ではなんとも言えません。

 

「張っちゃダメですかね?張るとこありますかね?」

 

どうも慣れてらっしゃらない感じだったので、先ほど黄昏あったサポさんにリーダーさんはどちらにいらっしゃるか尋ねると、階段下の待機列の先頭辺りにいらっしゃるとのこと。
そこで、ダンマクを張りたいサポさんと共にリーダーさんたちを訪ねて、そのダンマクを張れるかどうかをお聞きしてみました。

すると
「誰の?ふーん、張れるかな?」

「あっこ空いてたんじゃない?」

と快く話し合ってくださいました。

 

みんないい人だ

 

気分良くゲートに戻りました。

 

ところが入場開始すると先頭の方にいらした方が

 

「松本しね!松本しね!」

 

と連呼して入場されます。

 

ええっ???

 

さっきのいい人はどこに?
きっと戦闘モードにスイッチが入ったのでしょう。

実際お帰りの際にはみなさん

「お疲れ様でした」

「ありがとうございました」

と仰って頂きました。

オンオフの切り替えですね。

 

 

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Jリーグのスタジアムには瓶、缶は持ち込めません。

ゲートの入り口で回収しているのですが、だいたいは缶です。

瓶は滅多にありません。

が、徳島さん!
徳島の香りを届けてくださいました。

 

今節もありがとうございました!

アルティスタ東御恐るべし!

こんにちは、EQUIPO SOWVAのご隠居さんです。

 

8月16日は、8月唯一のホームゲームでした。

前節の名古屋戦はちょっと切ない負け方をしたとはいえ、ホームゲームは実は連勝中ですし、8月1回しかないし、夏休みだし、盆休みだしえらいことになるんじゃないかとわくわくしながらアルウィンに向かいました。

 

しかしながら当日は生憎の雨。

降ったりやんだり時折強く降ったり。

アルウィン夏祭りも残念なことになるのか!?

 

残念といえば・・・、残念なわけではないのですけれども、当日は初のゲートでリーダーというゲートが2ヶ所ありました。

初のリーダーではありません。

初めて担当するゲートでリーダーというハッピーな方が2名いらっしゃいました。

これまたわくわく要素です。

 

当日はメイングッズ売り場にグッズを運び込んでから担当のファンパークへ向かうという流れでした。

メイングッズ売り場の設営を手伝って、ややこしくなってきたあたりで

「あっ、そろそろファンパークが始まるんじゃないかな」

とかつぶやいて離脱。

 

メイングッズ売り場からファンパークへ向かう途中で、ハッピーな2人のうちの1人がいるアウェイゲートに立ち寄ってみるとちょっとやばい。

基本的にポップや案内看板はわかりやすい場所、お客さんが見やすい場所にあればどこでもいいと思っています。
ですが、そうは言っても、スタンド入り口はスタンド入り口に欲しいところです。

 

アウェイゲートというのはホームゲートとは勝手が違うので、初めてでリーダーといのは中々に面白すぎたようです。

そこで、経験者のご隠居さんが手や口をだしてみました。

心配だったのかマネージャーも来ていました。

 

しばらくすると

「ご隠居さん、ファンパーク大丈夫ですか?」

 

「雨だし、アヒルってのもよくわからんし大丈夫でしょ」

 

とはいえ、ちょっと長居しすぎたと思ったのと、あとは適当で大丈夫だと思ったのでファンパークへ向かいました。

ファンパークへ着いてびっくり。

雨をものともしない、熱いサポさんでアヒルくじの待機列はえらいことになっていました。

あまりに長い待機列だったので少し時間を早めてスタート。

窓口にはインターンアルティスタ東御の選手が4名。

これがまたさわやかイケメンぞろいな上に、接客も手際も素晴らしかった。

そのおかげもあって、先行入場が始まってしばらくたったころ待機列がなくなりました。

そのタイミングで、届けられたチケットの落し物を総合案内所に届けに行きました。

総合案内所に向かっていると、えらい人数のサポさんがアルウィンから下って来るのとすれ違いました。

 

(ちょ、ファンパークやばくね?)

途中知り合いのサポさんに会ったので、

「何目当て?」

と尋ねるも

「わからん」

 

チケットを届けて急いで戻る途中で無線が入りました。

 

「ご隠居さん、アヒルの待機列やばいです」

 

やっぱりか。

やばかったです。

これ、どうしようって悩むレベルで伸びてました。

なんとかサポさんのご協力を得て、列を形成していました。

ただ、この列がちっとも減りません。

ついには

 

「大変お待たせして申し訳ございません。せっかく並んで頂きましたが、もしかしたら完売してしまうかもしれません。その際にはどうかご容赦していただきますようお願いします」

と案内し始め、そのうち

「並んでいただいてありがとうございます。残りが少なくなっていますので、あったらラッキーくらいでお願いします」

とほぼ「諦めてね」的な案内に変わりました。

 

そしてついに完売。

 

ヒル恐るべし

 

完売の案内をしていると1人の女性サポさんが

 

「アヒルは諦めましたのでいいです。東御の選手の写真撮らせていただいてもよろしいでしょうか?」

選手の皆さんに訊くと

 

「もちろんですよ!」

 

とさわやか笑顔で応えてくださいました。

 

女性は恐縮しながら選手の写真を撮っていました。

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すると選手から

 

「せっかくですので一緒に撮りましょうよ」

 

「いえいえ私なんか・・・」

 

と固辞してらっしゃいましたが、選手からぜひと請われてテレながら記念撮影をされていました。

 

女性サポさん、嬉しかったと思います。

これ、絶対完売に影響したよ。

恐るべしはアヒルじゃありませんでした。

 

アルティスタ東御恐るべし

 

Jリーグより下のカテゴリーでは選手の皆さんも試合以外の運営で頑張っていらっしゃいます。

アルテ高崎で弁当を一生懸命売っていた選手を思い出しました。

今彼は日本を飛び出してモンゴルにいます。

彼にも頑張って欲しいなあ。

labola.jp

 

 

Jリーグの運営に素人が係われる!?

こんにちは、EQUIPO SOWVAのご隠居さんです。

 

 

あなたは「ボランティア」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

 

以前の私はなんかこう・・・社会奉仕する人、誰かの為に無償の行為をする偉い人、あとは災害時に助けに行く人、そんなイメージでした。

そうそう、断るに断れない場合の無料労働なんかもありますね。

前者だととても私なんかには無理って思ってしまいますし、後者だとだいぶ嫌な感じがします。

どちらにしても私にはやれないかやりたくないか、縁がないものと思っていました。

 

あなたはどうでしょう?

ボランティアって楽しそうですか?

 

2009年6月20日、当時大阪に住んでいた私は徳島に徳島ヴォルティス横浜FCの試合を観に行きました。

引退するまでに生で観ておきたい選手の1人、キングカズさんが目当てでした。

前売り券を買うという発想はなかったようで、とにかく徳島、ポカリスエットスタジアムを目指して愛車のBMW(超古い)を走らせました。

 

到着して、チケット売り場に行ったのだと思います。

チケットは持っていないので、チケット売り場での出来事だと思うのです。

普通のテントだったような気がします。

そこからして京セラドームとは違うのですが、違いはそんな売り場の形の話ではありませんでした。

 

テントの中には壮年と思しき男性と二十代くらいの若い女性が立ってらっしゃいました。

彼らの佇まいは前の週に出かけた京セラドームでの阪神日本ハム戦のチケット売り場のお姉さんたちとは明らかに異なりました。

 

京セラドームは制服でしたし、手際がいいというか、事務的というか、コンビニやスーパーのレジのような感じでした。

普通です。

どこに買い物に行ってもこんなかんじですよね。

 

ところがポカリスエットスタジアムは違いました。

女性「どこからいらしてくれたんですか?」

私「大阪です」

男性と女性「えええ!!大阪から!?そんな遠くから、わざわざありがとうございますm(__)m

 

物凄く感謝され、歓迎ムード満タンの笑顔をいただいてしまいました。

が・・・ポカリスエットスタジアムに来たかったわけでも、徳島ヴォルティスを応援しに来たわけでもない私としては恐縮至極です。

 

私「あっ、いや、そんな・・・」(なんなんだ、この人達は?)

疑問が湧き上がってきました。

 

チケットを売っているだけの方ではない、というか、どちらかというと

近所のお姉さんとおじさんに見えてしまう。

京セラに比べて、よく言えばアットホーム・・・まあ素人っぽい感じがしました。

 

私「あの、失礼ですけど、チームスタッフの方ですか?」

女性「私たち、ボランティアなんです。」

私「ボランティア?」

男性「徳島ヴォルティスのホームゲーム運営をボランティアでお手伝いしてるんです。」

私「じゃあ、お仕事は別にあって?」

男性「そうです。だから毎回は参加できないんですけどね」

 

なんと!

Jリーグ、プロサッカーチームの運営に素人が参加できるだと?

しかもめっちゃ楽しそうやんけ

 

「楽しんでいってください」という言葉に見送られてスタジアムに入ってしばらくするとスタジアムDJが

横浜FCサポーターのみなさん、遠いところ徳島までお越しいただきありがとうございます!」

歓声で応える横浜FCサポさん。

グッときました。

 

素敵やんJリーグ

 

球団の社員になれなくても、プロスポーツに係われる

 

このことに衝撃を受けて徳島から帰阪しました。

そして、その年大阪を離れ地元信州に戻った私がまずしたことは

「松本 サッカーチーム」

で検索することでした。

松本にならなんかあるやろと期待して。

 

そして、松本山雅というチームに出会いました。

 

これであのおもろそうなボランティアができる!

自分には縁がないと思っていたボランティアに縁が繋がった瞬間でした。