蹴刊 そば通 ~どっかの非公式ブログ~

非公式にスポーツボランティアとかの楽しさを伝えられたらいいなあ

感謝の三位一体

山雅サポーターのみなさん、ありがとうございました!

 

山梨中銀スタジアムでのホーム開幕戦でめちゃめちゃ助けていただきました。

 

山梨中銀スタジアムではホームゴール裏に行けるゲートは1カ所。ゲート4のみでした。

試合前のミーティングでは

 

アルウィンですと先行入場抽選の申し込みの割合はゲート1とゲート4でほぼ1:1です。しかし、今回は500:2000くらいです。」

 

1:4じゃないのかよ?

 

と思わないではありませんでしたが、500:2000の方がヤバ気なイメージができました。

 

アルウィンと同様に警備員さんが列形成をしてくださることになっていました。

「シーパスだけって案内しながらゲート4の様子を見てて」

という指示を受けてゲート4付近にいました。

 

(これは・・・多いな。どこまで伸びているのだろう?)

と様子を見に行ってみました。ゲート4から見て、補助競技場の外側を半周以上まで伸びていました。

 

さすがだ・・・。

 

12時。待機列形成が始まりました。

アルバイトの方々がいらして、先頭から始める班と途中からの班とに分かれて進めてくださる様子でした。

 

しばらく先頭グループのお手伝いをしてました。

何人でどのくらいごとに列形成をしてくださっているのか気になって後の方へ行ってみました。

 

200番台くらいのエリアで手招きをしてる方がいらしたので話を伺うと

 

「お前が列整理するのか?いつやるんだ?」

 

「いえ、警備員さんがやってくれて、前の方から列形成始まっています。もうしばらくお待ちください。」

 

「そうか、ちょっと多いし、きっちりじゃないけどなんとなく作っておいたぞ」

 

「えっ、ほんんとですか!?ありがとうございます!」

 

先に進むと先ほどよりもさらに人が増えて、広めに思えた通路が埋まっています。

そして、エリアごとに同じように列形成の心配をしてくださる声を聞きました。

人の間を縫うように通してもらって最後尾を確認してから、列の先頭方面を振り返って見ました。

 

緑の人人人人・・・

 

そして列形成をしているスタッフの姿は二桁番台で見たきりのような気がします。

 

やばい???

 

先頭方面に戻っていくと、心配してくださる声が増えています。

 

そらそうだよな。2000オーバーか・・・

 

「待機列どうなってんの!」

「これどうするの!」

無線から険しい声が聞こえてきます。

 

どうすんのって・・・

どうしよう・・・

 

とその時!

 

「大丈夫か?自分たちでやってよければ、列作るぞ」

 

神対応とか、あの人は神だよとか、簡単に神って使う昨今の風潮に疑問を感じていた私ですけれども、そうそう神がいるかよ!そう思っていた私ですけれども、思いましたね。

 

あなたは神か!!

 

「お願いします!すみません。助けてください!」

 

「よし、わかった。じゃあそれでいくから、後の方までそういう案内して。ここだけやっても仕方ないら?」

 

御意!

 

ということで、各エリアでお願いをしました。

 

「ほんとうにもうしわけありません。警備員さんやボランティアでは入場時間に間に合う気がしません。お声掛けし合って、番号を確認しあって、列を作ってください。」

 

「自分たちで?」

「えっまさかのセルフ?」

とざわめくサポーターさんたち。

 

だよなあ。丸投げだもんなあ。どうしましょ。

と思っていると

 

「自分たちでやっていいのね?」

「わかった!」

 

とお近くの方同士で抽選券を見せ合ったり、

 

「はい、じゃあ呼ぶよ~。○○番の人!」

 

とコールリード?してくださる方が現れてくださいました。

 

さすがだ。さすが山雅サポさんだ。

 

同じように後の方に進むうちに

 

「列作るのはいいけどさ、これ通路ふさいじゃうぞ」

 

おお・・・、凄い。そこまで気が回りますか。どこまで凄いん?とはいえ、そこまで求めるわけにはいかんよな

 

「ですね。でも、まあしょうがないです。30分くらいなんで、なんとか・・・」

 

と答えて、また後の方へ進みました。

 

最後2300番台の方々と話をしてゲート方面に戻ってくるとびっくりです。

 

列がほぼ出来ている上に、通路も確保されているのです。

 

マジか??マジですか?

「ありがとうございます!!」

とお礼を言うと

 

「ばっちりだよ!」

「ご苦労様」

「ありがとうね」

 

なんにもしていない私に笑顔で声を掛けてくださる方の多いこと。

 

お礼を言いながらOne Sou1を感じて泣きそうでした。

 

「ボランティアのみなさんありがとう」というお声掛けをいただいたりしますが、ボランティアはサポーターのみなさんに支えられて活動できてることをしみじみ感じました。

 

クラブに場を与えていただき、サポーターさんに助けていただいて楽しませていただいております。

ありがとうございます!

 

これからもお願いいたします。

 

みんなでOne Sou1なスタジアム、松本山雅を表現していきましょう!